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2018年「Brand Finance Cosmetic 50」、世界一はジョンソン・エンド・ジョンソン、資生堂16位、コーセ36位、ビオレ38位にランクイン

イギリスのブランド価値評価のコンサルティング会社Brand Financeは、本年度のグローバル化粧品ブランドトップ50「The most valuable cosmetics brands of 2018」をこのほど、発表した。世界で最も価値のあるブランドは昨年同様『ジョンソン・エンド・ジョンソン』で、176億ドルの評価を獲得した。2位は『ロレアルパリ』、3位は『ジレット』だった。『ジョンソン・エンド・ジョンソン』のブランド価値は2位の『ロレアルパリ』(88億ドル)と大差がでる結果となった。大手ブランドが安定した価値評価を維持する一方、今年はハイエンドのレーベルが急上昇し、『シャネル』、『ゲラン』がトップ10に入った。

日本の化粧品会社では資生堂が13位、コーセが36位、ビオレが38位と3社がランクインした。Brand Financeの公式サイトでトップ50リストを公表している。トップ10のブランドと価値評価は次の通り。

 

2018年 世界の化粧品ブランドトップ10(評価USD百万ドル)

1.ジョンソン・エンド・ジョンソン (17,663)
2.ロレアルパリ (8,825)
3.ジレット (7,531)
4.ニュートロジーナ(6,630 )
5.ニベア(6,455 )
6.シャネル(5,884)
7.ゲラン(5,306)
8.クリニーク (5,044)
9.パンテーン (5,034)
10.ダヴ (4,847)

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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