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ロート製薬、アジア地区でスキンケア化粧品などが好調

ロート製薬株式会社(大阪府大阪市)はこのほど、2018年3月期通期の売上高が前期比11.1%増の1717億4200万円、当期純利益が同7.2%減の92億8900万円となったと発表した。アジア地区でスキンケア化粧品などが好調に推移した。

セグメント別の業績を見ると、アジア部門の売上高は前期比13.1%増の473億9600万円となった。中国において市況が回復してきたことにより、リップクリーム、男性用化粧品『メンソレータムメン』などのスキンケア関連品に加え、アイケア関連品も好調に推移。さらに、ベトナムなどASEAN諸国も堅調で増収に寄与した。

一方、日本国内の売上高は前期比8.6%増の1052億4200万円となった。主力のアイケア関連品は、高機能眼科用薬『Vロートプレミアム』や『Vロートアクティブプレミアム』などの高付加価値商品が堅調なことに加え、コンタクトレンズや花粉関連品も好調だった。

スキンケア関連品についても、高付加価値の『肌ラボ極潤プレミアム』や『オバジC酵素洗顔パウダー』などが引き続き好調で、新製品の高保湿リップクリーム『メンソレータム メルティクリームリップ』も順調だった。さらに、気温が全国的に高かったこともあり、インスタ映えする日やけ止めの新製品『スキンアクア トーンアップUVエッセンス』などが好調なことに加え『メラノCC薬用しみ集中対策美容液』などインバウンド需要の伸びも増収に寄与した。

2019年3月期通期の売上高は前期比2.5%増の1760億円、当期純利益は同28.1%増の119億円となる見通し。

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