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米投資会社TPG、米アナスタシアビバリーヒルズに投資

米プライベートエクイティ会社 TPGキャピタルは、20日、米アナスタシアビバリーヒルズにマイノリティ投資を行う契約を結んだと発表した。投資額など取引の条件については明らかにされていない。TPGは今回の提携で 成長期であるアナスタシアの電子商取引とグローバルビジネスを主軸に置いて事業展開を強化する。

アナスタシアビバリーヒルズは、1997年ルーマニア出身の起業家アナスタシア・ソアレ氏によって創立。ロサンゼルスでエスティシャンとしての実績を踏み、ビバリーヒルズで最初の美容サロンの直営店を開店し、その後、カラーコスメの製品化に乗り出す。アナスタシアは、眉のトリートメントに定評があり、『Golden Ratio Eyebrow Shaping Method(アイブロウの黄金比シェイピング法) 』として特許を取得している。娘のクローディア・ソアレ氏と協力して 眉に加えて、目、顔、唇のカテゴリーでの製品セットの開発を手掛ける。輪郭を際立たせるベースメイク(コントゥアリング)キット『Original Contour Kit 』など革新的な製品を販売して利用者からの支持を拡大。

日本では東京、神奈川、北海道、大阪、広島、福岡など10都市でおおよそ25のサロン事業を展開するほか化粧品販売を展開している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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