ロート製薬、2019年3月期1Qは高温気候で日焼け止めが好調

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2018.08.9

編集部

ロート製薬株式会社(大阪府大阪市)は9日、2019年3月期第1四半期の売上高が前年同期比13.4%増の406億3800万円、当期純利益が同51.2%増の34億4000万円となったと発表した。インバウンド需要が堅調だったほか、高い気温が続いたことで日焼け止めが好調だった。

セグメント別の業績を見ると、日本の売上高は前年同期比11.2%増の259億2700万円となった。スキンケア関連品については、高付加価値品の『オバジC酵素洗顔パウダー』などが引き続き好調だった。さらに、気温が全国的に高いこともあり日やけ止めの新製品『スキンアクアトーンアップUVエッセンス』などが好調で、『メラノCC薬用しみ集中対策美容液』などインバウンド需要の伸びも増収に寄与した。

また、内服関連品では、漢方・生薬ブランド『和漢箋』から新発売された、皮下脂肪が多く便秘がちな人の肥満症に効く『新・ロート防風通聖散錠ZII』などが増収に寄与した。

アジアの売上高は、前年同期比17.3%増の98億7400万円となった。売上については、日やけ止めが好調なことに加え、目薬も堅調に推移。国別では、中国の売上が回復してきたことに加えインドネシアなどASEAN諸国も堅調に推移した。

2019年3月期通期の売上高は前期比2.5%増の1760億円、当期純利益は同28.1%増の119億円となる見通し。

参考リンク
ロート製薬株式会社

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