2017年度の通販市場、前年比8.8%増の7兆5500億円に

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2018.08.27

編集部

公益社団法人 日本通信販売協会(JADMA、会長:阿部嘉文氏)がまとめた2017年度の通信販売市場調査(速報値)によると、通販の売上高は前年比8.8%増の7兆5500億円となり、金額ベースでは前年に比べ6100億円の増加となった。依然とネット通販が拡大をけん引している。

マイナス成長を記録した1998年度以来、19年連続して増加傾向が続いており、直近10年の平均成長率は6.9%となっている。通販市場の傾向としては、BtoBやモール系が堅調であること、商材ではアパレルや趣味娯楽系、媒体では24時間専門チャンネルをはじめとしたテレビ通販の伸長などが挙げられる。

通販市場の売上高は、会員情報に加えて、会員462社(調査時点)を対象に実施した「第36回通信販売企業実態調査」から得た回答の売上部分を先行集計した結果と、各種調査から推計できる有力非会員307社の売上を加えて算出している。推計値は、衣料品や雑貨、化粧品、健康食品などの物販が中心となる。

参考リンク
公益社団法人 日本通信販売協会

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