英国発祥「30% Club」の日本会長に資生堂社長が就任

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2019.07.22

国際部

企業の役員に占める女性の割合向上を目的に、英国で2010年に創設された「30% Club」が、今年5月に日本で「30% Club Japan」として活動を開始しており、このほど初代会長に資生堂株式会社代表取締役社長兼CEOの魚谷雅彦氏が就任したと発表された。

「30% Club」は役員に占める女性割合の向上を目的とした取り組みを様々なアプローチから推進する活動で、日本を含む14の国と地域で展開している。

取締役会やマネージメントチーム等、企業の意思決定機関における健全なジェンダーバランスは、企業のガバナンス強化はもちろん、持続的成長の促進、そして国際的競争力の向上につながると考えられる。5月から活動を開始した「30% Club Japan」は、企業、機関投資家、政府、メディア、プロフェッショナルファーム、大学等が協働するプラットフォームとなり、実績のある様々なイニシアチブを集中的に展開することで効果的に企業のダイバーシティを実現し 持続可能な日本社会の構築に寄与するよう取り組む。

今回の会長就任にあたり、魚谷CEOは、“日本のジェンダーギャップの問題は深刻で、これに真剣に取り組むことは、日本の企業トップとして極めて重要なミッションであると考えます。当社は長期にわたり女性活躍を推進してきました。今後は社内だけでなく、社会の女性活躍のために新たな取り組みを進めると同時に、「30% Club Japan」を通じて、異なるバックグランドを持った人々それぞれが尊重され、持てる個の力を最大限に発揮できる持続可能な日本社会の実現を目指します”などとコメントしている。

参考リンク
30percentclub

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