国際見本市を企画運営するBologna Fiereグループは、9日、「コスモプロフ・アジア」と「コスモパック」の展示会を今回に限り11月11日〜13日に香港コンベンション&エキシビションセンター（HKCEC）の1つ会場で合同開催すると発表した。 渡航制限により参加できない美容業界のプロフェッショナルに向けて、 展示会後に初の試みとして“デジタルウィーク”と題し、オンラインプラットフォームを提供する予定。詳細は、公式サイトで随時、更新していく。

香港では、ここ数週間、新型コロナウイルスの新たな感染者がゼロか数名で推移しており、さらにアジア地域の国や地域で急速に状況が改善してきているので、2020年11月の国際見本市の開催決定に踏み切った。

「コスモパック」は化粧品原料、製造機械関連品、OEM製品、パッケジングなどの展示が中心になる。「コスモプロフ・アジア」はコスメ＆トイレタリー、ビューティーサロン、ネイル、ナチュラル＆オーガニック、ヘアケアの完成品の展示に加え、「クリーン＆衛生関連」を新しく追加する。通常は、「コスモパック」はアジアワールドエキスポ（AWE）で開催していたが、今回は12の部門を1つの会場に集結させて、参加者が商品を調達しやすくする。

展示会後のデジタルウィークでは、バーチャルで、出展社の製品だけでなく、サプライヤーとバイヤー間でリアルタイムでのオンライン上のマッチメイキングや会場で行われたセミナーの録画配信、ライブでのウェビナー等が提供される。