ニュースキンエンタープライズ社は、フェイシャル・スパ・デバイスの販売許可を米国食品医薬品局（FDA）から受けたことを発表した。許可申請は約1年前に提出されたもので、このフェイシャル・スパは2014年前半には店頭販売の予定という。

「家庭用スキンケアデバイス市場の大きな需要を感じ、この分野でのグローバルリーダーになるために貢献してきた」と同社の主任研究者のJoseph Chang博士は述べている。

化粧品やエステなど従来の消費市場は飽和状態。また、炊飯器、冷蔵庫、洗濯機などの「白物家電」、さらにパソコンやテレビなどの「デジタル家電」の伸張も頭打ちとなっている現在、順調な伸びを見せる「美容家電」への期待は国内でも大きい。日本での「美容家電」の市場規模は、2010年の1200億円から、2013年には1500億円へと、25％の伸びが見込まれているという。