資生堂の化粧品専門店ブランド「ベネフィーク」が、20代～30代の男女600名（女性400名、男性200名）を対象に「肌に関する意識調査」を した結果、女性の肌悩み第1位は「毛穴」 で、すっぴんに自信がない理由も、 メークで隠したいのも「毛穴」だった。しかし、毛穴ケアについてはほとんどの方ができていない、もしくは、ケアしていても満足できていないことが判明した。また、男性も女性の毛穴には敏感であることもわかった。

調べによると、女性に肌の悩み、気になるところを聞いたところ、1位「毛穴の開き 」（ 51.3%）、2位「毛穴の詰まり・汚れ」（ 50 %）で、1位、2位を毛穴に関する悩みが独占した。さらに、すっぴんに自信があるかという質問に、約9割の女性が気になる点があると答え、そのポイントとしても「毛穴の開きが目立つ」（42.5％）毛穴が大きな原因となっていた。

毛穴の悩みを持つ女性の毛穴対策では、「化粧水」や「毛穴パック」などを抑えて、「特別な事はしていない」（44.2％）が回答の第1位となり、十分なケアができていない方が多い事が判明。毛穴ケアをしている人でもその効果に満足できていない人が7割以上いた（下記グラフ）。毛穴ケアに関する悩みでは、「よいケア商品が見つからない」（ 56％）、「正しいケアの方法が分からな い」（ 54.8％）、「ケアにお金がかかる」（34.5%）などの事情があった。

一方、男性は、「通勤電車の中で隣になった女性の毛穴が気になった」「営業先の女性の毛穴が気になった」など、初対面の女性や職場の女性の毛穴にも敏感にチェックしている事が判明した。