イギリスのノーサンブリア大学は11月24日、消費材最大手の英蘭ユニリーバと環境保全への研究開発で正式に提携したと発表した。この提携により、大学のデザイン主導型オープン・イノベーションセンター“INNOVATE”を立ち上げた。ユニリーバが推進する水、エネルギー利用の持続可能性目標への達成に向けて、ノーサンブリア大学の教授および研究者が新しいパケージング技術開発の分野で研究を進める。

主なプロジェクトは同大学のレイモンド・オリバー教授による画期的な研究で、新しいイノベーションセンターで商品化への開発速度を加速するものとみられる。ノーサンブリア大学のLucy Winskell副学長は、大学とユニリーバのこれまでの共同研究の実績について言及し、今回の提携により両者の関係がより強化されて喜ばしい、とコメントしている。