髪のカラーリング剤で死亡

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2015.02.26

編集部

ヘナによるヘアカラー剤で38歳の女性が死亡したことを2月19日、英国BBCニュースが伝えた。

女性の名はJulie McCabeさん。ロレアル社製のヘアカラー剤を使用後、アレルギー反応を起こし2012年に死亡した。McCabeさんは2007年にドバイでブラックヘナによるタトゥーを施術し、その後ヘナへのアレルギー反応が激しくなったことが分かっている。ブラックヘナは、皮膚に持続的な影響を与えるパラフェニレンジアミン(PPD)を含んでおり、EU圏内では使用が認められていない。

McCabeさんは、「L’Oreal Recital Preference dye」を愛用しており、2005-11年の間には20回も、発疹やかゆみで病院を受診していた。ロレアルの担当者は、ブラックヘナタトゥーの使用に懸念を表し、アレルギーリスクの認識を啓蒙するための、業界の取り組みを支援するとしている。

日本国内で販売されているカラーリング剤の90%以上にパラフェニレンジアミン(PPD)が含まれているという。使用前のパッチテストは念入りに、また、アレルギー反応はいつ、誰に起こるかわからないため、注意が必要だ。

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