食前の野菜ジュースでメタボ予防に期待 カゴメ調査

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2016.09.5

編集部

カゴメ株式会社(愛知県名古屋市)は、食前に野菜ジュースを飲む「野菜ジュースファースト」による食後血糖値の上昇抑制効果は、食前に野菜を食べる「ベジタブルファースト」と同等であることを、ヒト試験で明らかにした。

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25歳以上50歳未満の健常成人男女24名に対して「白米摂取の10分前または30分前に野菜サラダ」、「白米摂取の10分前または30分前に野菜ジュース」、「白米摂取の30分前に水(コントロール)」を摂取し、食後血糖値の変化を調べた。

その結果、白米摂取前に野菜サラダまたは野菜ジュースを摂取すると、推移は異なるものの、共に食後血糖値の上昇を抑えられることがわかった。

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また、それぞれ10分前より30分前に摂取した方が血糖値の上昇を抑える効果が高く、白米摂取の30分前に野菜ジュースを飲んだ場合に、最も効果が高いと考えられた。野菜ジュースを食前に摂取することで、食後血糖値の上昇が抑えられることが、改めて確認された。

同試験結果より、野菜ジュースは、野菜サラダよりも手軽に、かつ野菜サラダと同じくらい効果的に、食後血糖値の上昇を抑制する食品であると言える。

もちろん、野菜ジュースの効果だけに期待して飲み過ぎるのではなく、食事全体のカロリーなどにも気を付けて、バランスの良い食事を心がけることが大切だ。

参考リンク
カゴメ株式会社

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