シミはレーザーと光治療、どちらがいい?

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2017.06.30

編集部

近年、美容医療分野で目覚ましい進化をしているのが美肌マシン。シミやそばかす・ニキビ・シワ治療などに対応する美肌マシンには様々な種類があるため、どの治療が自分のシミに適しているか迷う人も多いかもしれない。

聖心美容クリニック(東京都港区)によると、レーザーによるシミ治療とは、黒い色にのみ反応する波長のレーザーを照射することで、シミやそばかすなどの黒い色素(メラニン)を破壊し、除去する治療法。痛みは症状により異なるが、一回の治療で効果が期待できるという。

照射後は、一時的にやけどをした状態になるものの、数日後にかさぶたが取れると、きれいな肌がよみがえる。特に加齢が原因のシミ(老人性色素斑)やそばかすに効果的だという。

一方、光(IPL)治療は、気になる濃いシミを除去するというより、肌全体のシミ・くすみを軽減していく治療法といえる。IPLをメラニン色素に照射すると、光のエネルギーが熱に変わり、メラニン色素にダメージを与え、メラニンを浮き上がらせる。

浮き上がった色素はやがて皮膚の代謝により剥がれ落ちるため、光を照射するたびに色が薄くなっていく。また、シミ・そばかすだけでなく、肌の質感の乱れ、小ジワ、毛穴の開き、赤ら顔、にきび跡の赤みなど、混在した症状を同時に改善するため、肌の印象が飛躍的に向上。

IPLは皮膚を活性化し、肌のハリを保つのに必要なコラーゲンを増やす。これにより肌の感触が良くなり、毛穴の開きや細かいシワなどを改善し、ハリのある肌へ生まれ変わる。比較的短時間で、肌へのダメージも少ないため、治療後すぐにメイクもでき、ダウンタイムが少ないことも特長となっている。

参考リンク
聖心美容クリニック

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