味の素『アミノインデックス』が未病ブランドに継続認定

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2018.05.25

編集部

味の素株式会社(東京都中央区)が開発した『アミノインデックス』がこのほど、神奈川県が推進する「ME-BYO BRAND(未病ブランド)」に継続認定された。2015年8月にすでに認定されていたが、今回検査項目の拡大に伴い継続認定となった。

『アミノインデックス』は、1回の採血で血液中のアミノ酸濃度バランスを測定し、現在と将来の様々な疾患リスクを一度に評価する検査。従来提供していた1回の採血で複数の現在がんである可能性を評価する「アミノインデックス がんリスクスクリーニング(AICS)」に、4年以内の糖尿病発症リスクと必須・準必須アミノ酸が血液中で現在低下していないかを評価する「アミノインデックス 生活習慣病リスクスクリーニング(AILS)」を2017年11月に追加し「アミノインデックス リスクスクリーニング(AIRS)」として、全国で発売が開始された。

「アミノインデックス がんリスクスクリーニング(AICS)」は、男性では5種(胃、肺、大腸、膵臓、前立腺)、女性では6種(胃、肺、大腸、膵臓、乳腺、子宮・卵巣)の現在がんである可能性を評価し、目安としてランクA、B、Cの3段階に分類。また、早期のがんにも対応している。

「アミノインデックス 生活習慣病リスクスクリーニング(AILS)」は、4年以内に糖尿病を発症するリスクと、食事から摂る必要があり大切な栄養素である必須・準必須アミノ酸が血液中で現在低下していないかを評価する検査。両検査結果に基づきI~IVの4つのタイプのいずれかに分類し、それぞれのタイプに適した「タイプ別AILS生活改善ガイド」(冊子)を提供し、“体重とカロリーの考え方”“おすすめのレシピ”“おすすめの運動”など生活習慣の改善情報を提供する。

「アミノインデックス リスクスクリーニング(AIRS)」は、現在、人間ドックを中心に広がっている。同社は、今後も神奈川県と連携し「アミノインデックス技術」を通じた未病の見える化と早期介入による改善を推進し、人々の快適な生活や健やかな未来社会の実現、健康寿命の延伸につながる検査の研究開発を進めていくとしている。

参考リンク
味の素株式会社

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