ビューティガレージ、2018年4月期通期の当期純利益は43.0%増

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2018.06.15

編集部

ビューティーサロン向け理美容商材のネット通販などを手掛ける株式会社ビューティガレージ(東京都世田谷区)は14日、2018年4月期通期の売上高が前期比21.1%増の116億8000万円、当期純利益が同43.0%増の4億4900万円となったと発表した。売上高は予想値を上回る大幅増収な上、過去最高益を達成した。

セグメント別の業績を見ると、物販事業の売上高は前期比21.8%増の89億6862万9000円。新ブランドの取扱い開始や新商品の積極投入に加え、欠品防止を目的とした在庫補強を行うなど、各種商品ラインナップの拡充に努めたことが奏功した。

特に理美容化粧品やエステ化粧品、ネイル・まつ毛材料など、化粧品・材料カテゴリーの売上高が全般的に好調に推移した。なお第3四半期連結会計期間から株式会社足立製作所を物販事業のセグメントとして新たに追加した。

店舗設計事業の売上高は前期比22.9%増の24億7116万9000円。これまでトレンドを捉えたデザイン性の高い店舗設計デザインの提案を行うことで独立開業を目指す顧客から高い支持を得ていたが、ビューティガレージグループとしての連携強化と人員強化による積極的な営業活動を行った結果、チェーン店本部からの受注や大型店舗からの受注が増加した。

物販事業や店舗設計事業への入口・繋ぎ役としての役割に重きを置くようになっている、その他周辺ソリューション事業の売上高は前期比10.0%減の2億4067万円となった。株式会社クレジットエンジンとの共同企画としてサロン向けオンライン融資サービス「LENDY for BEAUTY GARAGE」を開始。業績面では店舗リースや保険サービスが好調だった一方、集客支援サービスが振るわなかった。

2019年4月期の売上高は前期比16.6%増の136億2000万円、当期純利益は同5.4%増の4億7100万円となる見通し。新ECサイトの利便性、魅力度向上によるネット経由受注の底上げを図るとともに、シンガポールやマレーシアといったグローバル市場における事業展開を本格スタートさせる予定だ。

参考リンク
株式会社ビューティガレージ

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