【連載企画】ホームケア製品VSエステティックサロン!?ホームケア製品が普及したのはなぜ?

2013.07.31

特集

編集部

ホームケア製品の広まりに3つの背景あり

美容家電・ホームケア製品の普及が、消費者のエステティックサロンの利用にどのような影響を与えるかを探る本企画。
今回は、株式会社野村総合研究所副主任コンサルタント 川元麻衣子氏に、美容家電が普及した背景とその影響をお伺いした。
「美容家電・ホームケア製品が普及した背景は大きく分けて3つの要素があります。長引く景気低迷による家ナカ志向の高まり、大手家電メーカーの製品ラインナップ拡充および家電量販チャネルでの取扱いの拡充、クチコミサイト等での美容家電の効果に関する情報の拡散です。」と川元氏。
消費者の節約志向は依然として変化がないままだ。だが、美容に対する熱意は冷めることのない消費者にとって、最小限の出費で自分に必要な効果が得られる、“コストパフォーマンスの高い”製品を購入したい、というのは当然のことだろう。製品の詳細が集まるクチコミサイトで情報を収集し、店頭で実際に手に取って製品を確かめたい、という消費動向が伺える。

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