滋賀県製薬協同組合、販路拡大にベトナム視察

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2013.09.17

編集部

滋賀県製薬工業協同組合は21日まで、ベトナムに医薬品事情の視察団を派遣する。滋賀県の地場産業でもある製薬工業の販路拡大を狙ったもので、滋賀県庁の健康福祉部医務薬務課からの職員も同行するという。

滋賀県製薬工業協同組合はメンソレータムで有名な株式会社近江兄弟社、湿潤絆創膏の東洋化学株式会社など17社からなる組合。平成21年度における医薬品の生産金額は2051億円で滋賀県の地場産業の中では第1位を占めている。

ベトナムの医薬品輸入額は2005-2010年で倍増、国内生産は3倍となっており、輸入・国内生産ともに成長が期待されている。海外からの投資企業は、フランスのサノフィ・アベンティス、スイスのノバルティス、フィリピンのユナイテッド・ファーマなどが大きく、現在のところ日本からの投資に目立ったものはないもよう。

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