米レブロン、中国市場から撤退

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2014.01.7

編集部

米化粧品大手のレブロンは継続的なリストラの一環として、中国市場から撤退すると米ウォールストリートジャーナル紙はオンライン版で12月31日に報じ、話題になっている。

中国での事業中止で1100人におよぶ人員削除を計画、年間1100万ドルの経費削減を見込んでいるという。同社の2012年の売上は14.3億ドルで、中国市場は総売上高のおよそ2%にとどまり、同市場での売上低迷は続いていた。

レブロンは2013年11月に新しい社長兼最高経営責任者(CEO)としてLorenzo Delpani氏を任命した。同氏は昨年8月に買収したスペインのビューティーケア製品のR&D会社The Colomer Group(TCG)の最高経営責任者(CEO)を務めており、Colomerグループ買収後にレブロンに入社。今回の中国市場からの撤退は、Delpani氏がCEOに就任してからはじめて打ち出した経営戦略で、レブロンの今後の世界市場での抗戦に注目が集まりそうだ。

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