インナービューティーとは、体の内側(内臓・骨・筋肉)や心のバランスを整え、内側から美しさと健康を引き出す新しいライフスタイルの考え方です。 欧米で広がり、近年は日本でも注目されていますが、明確な定義がなく、優れた製品やサービスが埋もれてしまうことも少なくありません。
そこで私たちは、「健康に本当に貢献する商品は何か?」という消費者のに疑問に応えるべく、購入者のリアルな評価をもとに調査を実施しました。 「多くの人に知ってほしい」「継続して使いたい」「どのくらい認知されているか知りたい」——そんな思いを反映したのが『インナービューティーアワード』です。
本調査では、「インナービューティー商品が消費者に広く認知・購入され、購入された商品から消費者が期待した効果を得られた結果として、一般に販売されているインナービューティー商品が消費者の健康や美しさを向上させたり、健康や美しさへの意識を向上させたりすること(健康貢献)が果たされるのではないか」という仮説を設定しました。
本調査では、消費者の関心が高いと想定されるインナービューティー商品を独自に抽出し、それらの商品がどれくらい消費者に認知・購入され、評価されているのかを調査しました。
また、それらの商品がどの程度の継続使用や推奨(他の人にもその商品を勧めたいという思い)の意向を得られているのかも調べると同時に、消費者のインナービューティーへの意識や、インナービューティー商品に求めることなどの意識を確認しています。
本調査の内容は大まかに下記2点です。
① インナービューティーに関する消費者意識の分析
② インナービューティー商品による消費者への健康貢献の測定、および、健康貢献度の高い商品の表出
約3万商品の情報収集
データクレンジングの実施(約3千商品に絞込み)
オープンデータを基にスクリーニング(250点に絞込み)
消費者調査(4指標評価)
一次調査(認知・購入度調査)
二次調査(商品評価・継続意向・推奨意向)
商品がどれくらいの人に認知または購入されているか?
購入した人のうち、どれくらいの人が期待した効果を得られたか?
購入した人のうち、どれくらいの人が継続使用したいと思っているか?
購入した人のうち、どれくらいの人が他者に勧めたいと思っているか?
株式会社美容経済新聞社
インター ネットによるアンケート調査
日本国内に居住する20歳~49歳の男女
調査会社モニターのうち、インナービューティー(上記5分野)のいずれかに関心のある方
5,150名
250商品
2025年6月27日~6月30日
株式会社マクロミル
1.からだの循環・代謝
2.腸内/膣内環境
3.骨・筋肉の健康
4.ホルモンバランス・体年齢
5.メンタルヘルス・睡眠
以下、調査報告書(簡易版)より、調査結果を一部公開いたします。
詳細な調査結果をお求めの受賞企業様は「調査報告書(詳細版)」を購入いただくことができます。
女性85.1%、男性14.9%
5,000円未満が63.8%、5,000〜10,000円未満が20.0%
1位「腸内/膣内環境」(30.8%)
2位「メンタルヘルス・睡眠」(23.5%)
※20代前半は「メンタルヘルス・睡眠」、40代後半は「ホルモンバランス・体年齢」への関心が高い
SNSや口コミの事前確認(該当者72.9%)
好きなブランドの継続購入(71.6%)
1位:テレビCM
2位:友人・知人
他:公式Webサイト、インフルエンサーSNS、情報番組
主流はドラッグストア等の小売店、次いでEC/宅配サービス
「小売店以外のリアル接点」も潜在的需要あり
評価の結果、全調査対象商品のうち選出率は0.71%にとどまり、最高評価である★★★を獲得した商品は全体の0.15%という非常に限られた割合となりました。これは、消費者から高い評価と信頼を同時に得ることがいかに難しいかを示すものであり、受賞商品は市場において特に優れた健康貢献度を有しているといえます。
① 約3万点の中から複数の情報ソースをもとに当社が独自に250商品を絞り込み、この250商品を対象とした調査を実施
② 調査によって回答者の商品認知が確認できた212商品をグレーディング対象として絞り込み
③ 更に認知スコアを絞込み、高認知度の商品を「★★」以上とする2次選別を実施
④ 2次選別商品のうち、商品評価、継続意向、推奨意向の3項目に基づいてさらに選別。3点の評価が特に高かった商品について「★★★」とした。
★★★=全調査項目における高得票を得ている
★★ =準高得票の商品
★ =受賞対象水準の商品
『インナービューティーアワード』は、「健康貢献度」を重視して商品を選出し、「より多くの人の健康意識を高め、内側からの美と健康づくりに貢献した商品」を讃える顕彰制度です。
この顕彰を通じて、消費者に信頼できる選択肢を届けるとともに、インナービューティー市場全体の健全な発展を目指します。