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ファンケル、インバウンド需要大幅増で業績を上方修正

株式会社ファンケル(神奈川県横浜市)は30日、下期もインバウンド需要が高水準に推移すると見込まれることや、国内売上も好調に推移していることから、2019年3月期通期の業績見通しについて、売上高を前回予想の1145憶円から1220憶円、当期純利益を同66憶円から84億円に変更した。

同日発表した2019年3月期第1四半期の業績については、売上高が前年同期比19.0%増の307憶9900万円、当期純利益が同約4倍の31憶6000万円となった。インバウンド需要が想定を大幅に上回ったことが好業績につながった。

セグメント別の業績を見ると、ファンケル化粧品の売上高は前年同期比17.7%増の143億6600万円。『マイルドクレンジングオイル』や基礎化粧品などの主力製品の好調に加え、戦略商材として育成を図っている『アクアセラムルージュ』、『マイルドクレンジングシャンプー』などが寄与した。

アテニア化粧品の売上高は、主力の『スキンクリアクレンズオイル』や基礎化粧品の好調などにより、前年同期比8.3%増の28億6900万円となった。『boscia(ボウシャ)』については、前年上期の一時的な出荷集中の反動などにより、売上高は前年同期比11.8%減の6億4200万円となった。

一方、販売チャネル別に業績を見ると、通信販売が前年同期比1.3%増の67億4400万円、店舗販売が同29.8%増の74億6100万円、卸販売他が同36.6%増の19億7500万円、海外が同2.8%減の18億7200万円だった。

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