協和、プラセンタ抽出物エキス/粉末の塗布による有効性を確認

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2018.08.24

編集部

美容に関わる健康食品事業を展開する株式会社協和(東京都新宿区)は、プラセンタ抽出物(エキス)の肌への塗布による有効性を初めて確認した。

29~50歳(平均年齢41.1歳)の健常な日本人女性15名に、1日2回(朝・夜)の洗顔後に指定された側の目尻・目周りに、プラセンタ抽出物(エキス)を使ってもらった。4週間後と12週間後で角層水分量と抗シワ評価法ガイドラインに従って写真撮影した画像のシワグレードを7段階で評価した。

その結果、無塗布側と比べて、角層水分量は4週間後、12週間後ともに改善した。写真によるシワスコワは、4週間後には小ジワの改善がみられ、12週間後にはより明確な改善がみられた。

また、12週間後の目尻のハリ、シワ、みずみずしさ、弾力、乾燥の各項目について使用感のアンケートから、試用期間が長くなるほど、改善したと自覚症状があり、7割以上の被験者が継続使用を希望した。

今回の研究成果は「FRAGRANCE JOURNAL 8月号」(2018年8月15日発売)に「プラセンタエキスの肌への有効性―プラセンタエキス配合美容液の抗シワ試験」と題して掲載されている。

併せて、プラセンタ抽出物(粉末)を配合した食品の肌への有効性についても確認した。研究の結果、肌の水分量と弾力を高め、肌色の改善効果、さらに、日本香粧品学会の抗シワ評価法ガイドラインに準じた、乾燥による小ジワを目立たなくする効果が判明した。この研究成果は「薬理と治療(JPT)8月号」(2018年8月30日発売)に「プラセンタエキス粉末配合食品のヒト皮膚機能に与える効果」と題して掲載された。

参考リンク
株式会社協和

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