株式会社ナリス化粧品（大阪府大阪市）は10月1日、国内3カ所目となる研修センターを本社所在地である大阪市に開設する。美容スクール「ナリス ビューティ クリエーション カレッジ プリダージ」や、体験コーナー、シアタールームなど、同社を「知り、体験し、学ぶ」ための設備を充実させる。
今回、同社で、女性の学びについての意識調査を実施したところ、女性が、学びを始められない、続かない理由は、費用面や、時間、子どもを預けられないなどであることがわかった。開設する大阪研修センターは、大阪市内のアクセスの良い場所に託児が可能で、短時間でも学べるコースを設け、多くの認定講師が充実した学びを提供。自分磨きのための学びから、実践的で仕事に役立つ資格の取得まで、一人ひとりの学びに寄り添う。
主な研修の内容は、エステティック・メーキャップ・ネイル・アロマ・介護美容。主な取得できる資格は、AJESTHE（一般社団法人 日本エステティック協会）認定エステティシャン、JNEC（NPO法人 日本ネイリスト協会）ネイリスト検定、AEAJ（公益社団法人 日本アロマ環境協会）アロマテラピー検定などがある。
同社は現在、東京と兵庫の2カ所の研修センターと、美容スクール「ナリス ビューティ クリエーションカレッジ プリダージ」「ビューティタッチセラピスト認定講座（日本介護美容セラピスト協会主催）」などにおいて、美容に関わる講座の受講者は、年間4万8581名。そのうち、託児利用者は1233名いる。
好きなことを職業にするために、美容のスキルを身につけることだけでなく、子どもを持ちながらも自由に仕事の量や時間を選べることや副業のためのスキルアップ、また、高齢化が進む中で、高齢者のスキルアップなどを目的に、受講者が増えている。
