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アラガン、審美治療のグローバル市場予測—2025年には倍増へ

米医療美容開発会のアラガン社は、14日、審美治療のグローバルビジネス2025年ビジョンを発表した。同社は、 美容、ボディーコンディショニング、プラスチックおよび再生医療製品と包括的な事業展開をしており、2017年の売上高は38億ドルだった。2017年から2025年にかけて 年平均成長率(CAGR)8〜10%で成長し2025年には倍増して70億から80億にまで売上高は拡大するという見通しを立てた。

2025年ビジョンを後押しするために、研究開発の強化と臨床データの分析を精密化して年に1〜2の新製品の市場投入を目指し、主要マーケットであるアメリカ市場での美容販売部門のプロモーションおよび顧客サポートの拡大を図る計画。また、医療審美施術の需要を満たし、成果を向上させるための医療プロバイダーの訓練を増加させること、デジタルベンチャーとのパーソナーシップを開始して消費者の審美治療への意識改革や障壁を解消するよう教育活動を支援していく計画を打ち出している。

グローバル市場での地理的拡大としてアジア太平洋地域および中東アフリカ地域に焦点を当てている。 有望市場の中国でのビジネスの可能性を最大限に引き出すために、2025年までに審美治療事業チームを倍増させる。人口増加が急速に進むインド、インドネシア、ベトナムをはじめ中東アフリカ地域の国々のマーケットプレイスとしての可能性も追求していく方針。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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