株式会社ポーラ（東京都品川区）は20日、福岡県北九州市と包括連携協定を締結した。同社が政令市と包括連携協定を締結するのは初めて。
協定内容としては、まず女性活躍と就職支援に関することを掲げており、例えば女性活躍イベントへのブース出展、就職応援メーク・企業セミナーの実施、市内外の学生に対するインターシップ受入協力がある。
また、販売形態を活かした、市民の安全安心に関することとして、大規模災害時における化粧品などの支給協力などを挙げた。このほか、市民に対してのメーク・スキンケア等の美容セミナー実施など、市民サービスの向上および地域社会の活性化に関することを盛り込んだ。
持続可能な開発目標（SDGs）に取り組んでいるポーラとしては、北九州市がOECD（経済協力開発機構）からアジア地域で初めて「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」に選定されていることから、同社と親和性が高いと判断。今回の協定締結に至った。
