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花王、2018年12月期3Qの売上高は前年同期比1.6%増

花王株式会社(東京都中央区)は24日、2018年12月期第3四半期(国際財務報告基準)の売上高が前年同期比1.6%増の1兆978億900万円、当期純利益が同3.1%増の994億3600万円となったと発表した。化粧品事業は中国を中心にアジアが好調に推移した。

セグメント別の業績を見ると、化粧品事業の売上高は前年同期比4.6%増の1938憶円となった。カウンセリング化粧品『SUQQU』『RMK』、セルフ化粧品『フリープラス』『キュレル』の売上が好調だった。また土台美容液『ソフィーナiP』は多くの消費者に受け入れられ、順調に売り上げを伸ばしてきた。

スキンケア・ヘアケア事業については、売上高は前年同期比3.0%増の2576憶円。スキンケア製品『ビオレ』が日本、アジアで順調に伸びたが、欧州では競合の激しい攻勢を受けた。ヘアケア製品については、新たに立ち上げた次世代型白髪ケア『リライズ』が好調に推移。2018年1月にはヘアサロン向けブランド『Oribe(オリベ)』を有する米Oribe Hair Care, LLCの買収を完了、連結子会社となった。

2018年12月期通期の売上高は前期比3.4%増の1兆5400憶円、当期純利益は同3.4%増の1520憶円を見込む。このうち、化粧品事業の売上高は2800憶円(為替変動の影響を除いて前期比4.6%増)、スキンケア・ヘアケア事業の売上高は3510憶円(同5.5%増)となる見通し。

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