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米アマゾンで化粧品マスブランドの売上が堅調

米アマゾンの電子商取引で化粧品マスブランドの売上が堅調のようだ。リサーチ会社Edge by Ascentialの調査によると、アマゾンサイトを利用したマス化粧品の年間売上高は前年比20%増の1億4000万ドルに達する見通しだという。メイベリンは同市場の売上高の11%のシェアを獲得してトップブランドを昨年に続き維持する見通し。ロレアルが2位で9%のシャアを獲得し、ニュートロジーナ(7%)、ワンダーブロウ(5%)、カバーガール(3%)が上位5位に入る予測。

2018年の業績で、最も飛躍したブランドはニュートロジーナ。同ブランドの2018年の売上高は前年より50%増加する見通しで、2017年の年間売上ランキング第12位から2018年は第3位へと躍進を見せている。

2018年のアマゾン・マスコスメティックの売上高をリードする部門は、メイクリムーバー、アイメイク、リップの3カテゴリー。メイクリムーバーは年間売上が3倍増する見込みで、ニュートロジーナのメイクリムーバーの好成績がこのカテゴリーに貢献しているようだ。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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