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世界のアンチエイギング市場は2027年までに3440億ドルへ

世界のアンチエイジング市場は今後も順調に市場を拡大していくようだ。リサーチ会社Reportlinker(本社:フランス)が、3月25日に発表したレポート「 GLOBAL ANTI-AGING MARKET FORECAST 2019-2027」によれば、アンチエイジング市場は、2027年までに3448億9000万ドルに達するという。2019年から2027年の予測期間に年平均成長率(CAGR)7.87%で成長していくと予測。しわ、シミ、乾燥肌、かゆみなど皮膚に問題をかかえる年齢層の増加にともない予測期間中、順調な成長を見通している。

アンチエイジング市場での主力はシワ対策で、2018年のデータによれば製品セグメントの40.39%の市場シェアを占有した。今後も老化予防の対策として、シワ予防のサービスや製品へ投資する消費者が増えると予測されている。

地理的分析では北米地域が優勢で、アンチエイジングのサービスと製品を提供している主要プレーヤーの大多数が北米地域に存在することに起因すると分析している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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