グローバル情報会社NPDグループは、11日、ドイツのプレステージ化粧品の2019年の５ヶ月間（1月〜5月）までの売上が11億ユーロに達したと発表した。バレンタインデー、母の日などギフトシーズンでの売上増が原動力となり2018年同期と比較して4％の増加を記録した。

追跡調査ではバレンタインデーまでの２週間のプレステージ化粧品の売上が前年同期比11％増加。カテゴリーを見ると、スキンケアの売上が最強で前年同期比20％を記録し、フレグランスは11％増と好調な結果を得た。 母の日の2週間前までの売上は2％増加し、復活祭あたりの売上は前年とほぼ同じだった。

販売チャネルを分析すると、 Eコマース市場が堅調に拡大していることが指摘されており、2018年（1月〜５月）売上と比較して二桁成長が報告された。ブリック・アンド・モルタル（小売販売店）での取引は安定していた。