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英ノーベル賞受賞者がスキンケアブランド「Noble Panacea」立ち上げ

2016年にノーベル化学賞を受賞した英フレイザー・ストッダート氏の研究に基づき開発された高級スキンケアブランド「Noble Panacea」は、24日、グローバル市場でのスキンケアコレクションの発売を発表した。 Noble Panaceaのラインは The BrilliantとThe Absoluteの2つになり、 肌の栄養と細胞活動の促進において比類のないパフォーマンスをそれぞれ実現するという。

ストッダート氏は、 優れた有効成分を保護しながら皮膚に浸透させるための新しいデリバリーシステムを発見し、スキンケアの応用に成功した。既に特許を取得した OMVs™有機分子容器テクノロジーを駆使してスキンケア分野でセーラム、モイスチャライザー、アイクリームを第一弾として製品化した。 The Brilliantシリーズではセーラム(253ドル)、モイスチャライザー(215ドル)、アイクリーム(149ドル)で、The Absoluteシリーズではセーラム(420ドル)、モイスチャライザー(355ドル)、アイクリーム(239ドル)で公式サイトで販売。

製造プロセスの各段階でグリーン化学の12の原則を順守し、持続可能性に取り組んでおり、包装容器では国際的なリサイクル企業TerraCycle®と提携して、アメリカのリサイクルプログラムに賛同した。各商品は使い捨てのパッケージ(アクティブデイリードース)に入って30個入りで販売する。より持続可能なコミットメントを達成するために、消費者は無料のプリペイド配送封筒を介して空のアクティブデイリードースを同社に送り返すことができる。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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