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健康な肌を保つには水分補給が最も重要—米リサーチ調査結果

アメリカの審美デバイス製造会社 The HydraFacial Company(カリフォルニア州ロングビーチ)は、1日、スキンケアに関する調査結果を発表した。専門家、消費者ともに健康な肌に一番重要なものは水分補給だと考えていることが明らかになった。

同社はリサーチ会社 Wakefield Researchに委託して、300人の皮膚科、エスティシャンなどの専門家と600人の消費者に健康な肌に対するアンケート調査を実施した。消費者の47%は、肌が健康であることを判断するのに最も重要な特性は「みずみずしさを保っている」ことだと回答した。次いで、「均等なトーン」(16%)が重要な特性となった。医師への調査では、水分補給が欠如すると肌が不健康になる(48%)という意見が多数あらわれた。日光への露出(47%)、喫煙(38%)も皮膚への悪影響が懸念される要因に挙げられた。

スキンケアの専門家は、肌の健康に最も大きな影響を与える治療法として、ハイドラダーマブレーション(19%)、サンスクリーン(14%)、マイクロダーマブレーション(10%)を選んだ。

この調査に基づいて、HydraFacialは、すべての調査結果を組み込んで、健康な肌への総合的なアプローチをするために『スキン・ヘルス・ピラミッド』の構図を開発した。底辺には日頃のルーチンとして、「十分な水分摂取」、「健康な食生活」、「日焼け止めを常に着用する」、「喫煙を控える」などの基本的な習慣に着眼し、2段目には毎日/毎週のルーチンとして、「朝夕の洗顔」、「1日2回または必要回数の保湿」、「スクラブやフェイスマスクによる角質ケア」を必要項目として列挙。毎月/四半期の心がけとして「プロフェッショナルなフェイシャルトリートメント」、「必要に応じたスキンケアを取り入れる」ことを推奨し、年に一度は肌のスクリーニングのために皮膚科を受診する、ことをピラミッドの最高峰に掲げている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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