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米消費者は2019年のホリデーショッピングにソーシャルメディアを活用

アメリカの消費者は2019年のホリデーショッピングにソーシャルメディアを有効に活用しているようだ。 グローバル市場調査会社ミンテルの公式サイトのブログ(17日付)で、今年のホリデーショッピングに関する調査結果として、 アメリカの買い物客の5人に3人がソーシャルメディアをギフトのインスピレーションに使用していることを明らかにした。多くの買い物客にとってソーシャルメディアはアイデアを探すための出発点になっていることを示唆しており、 ピンタレスト(Pinterest)、とインスタグラム(Instagram)に代表されるソーシャルプラットフォームでの新たな取り組みを次のように紹介。

ビジュアル検索ベースのプラットフォームであるピンタレストは、今年のトレンドに基づきトップギフトガイドを紹介した。価格別のギフトリストのほか、旅行愛好家、健康愛好家、美容愛好家、料理愛好家など趣向別にギフトリストを提供。紹介するギフトのアイデアはすべて、買い物可能な商品で、小売業者のウェブサイトにリンクして公式サイトで買い物ができるアイテムになる。

同様に、インスタグラムは、最近のトップトレンドにインスパイアされたギフトアイデアのキュレーションコレクション2019年を発表した。このサイトでは、新米ママとパパ、パーティー好き、メイクアップ好きなどへギフトアイデアを紹介した。 インスタグラムのコレクションに含まれるすべての製品は、ピンタレストとは対照的にアプリを離れることなく同サイトのチェックアウト機能を使用して購入が可能となる。

ソーシャルメディアを介したショッピングオプションは、特に利便性を求めている消費者には有効に働く。このホリデーシーズンにソーシャルサイトで買い物をした経験のある消費者は、今後さらにソーシャルショッピングを行うように進化し、ソーシャルメディア上で強力なブランド/小売業者の存在が必要になるだろうと、ミンテルのシリアリサーチアナリストの Alexis DeSalva氏は予測している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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