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減量後の乳房の美容形成にLOPOSAM法が効果

大幅な減量に成功した後の垂れた胸を持ち上げるための新しい乳房形成術を評価した研究が214日、「Aesthetic Plastic Surgery」オンラインに掲載された。

大幅な体重減少後の乳房の再形成または固定は難しい場合がある。LOPOSAMlower pole subglandular advancement mastoplasty:下部極腺下乳腺固定術)は、体重減少に伴う乳房の垂れ、横流れ、収縮などの補正に有望な結果を示している。今回の研究では、このLOPOSAM法と、従来のmastopexy法を無作為化試験で比較した。主要評価項目は総手術時間とした。その他、社会経済的要因、入院期間、使用した縫合糸の数、二次矯正処置の有無、外科医および患者から報告された乳房の外観なども評価した。

その結果、LOPOSAM法は大幅な体重減少に伴う乳房の矯正に安全で迅速な外科的処置であり、よく知られているmastoplasty法に匹敵する結果を提供できることがわかった。LOPOSAM法の手術時間の速さには、それほど大きな差はなかった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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