スペインの植物の機能性成分開発会社 Nektiumは、14日、同社が新しく開発した脳の活性化効果をもつ組成物に米特許商標許可局から特許を取得したと発表した。この特許は、革新的成分Zynamite(R)の知的財産ポートフォリオの一部となる。Zynamite(R)は持続可能な原料として選別されたマンゴーの葉から独自の製法で抽出した成分。カフェインを含まない植物由来成分で、精神的・肉体的エネルギーの向上に役立つとしている。
スポーツ競技において心理状態は重要な役割を果たすことからZynamite(R) の持つ脳活性化作用をスポーツ製剤に応用した。ランダム化比較臨床試験でその効用が検証され、実際に競技のパフォーマンスやスポーツにおける疲労回復において良い効果をもたらすということが、これまでに査読付き論文として学術誌で４回発表された。
同社は、主要なグローバル食品開発見本市などに出展してB2Bの市場開拓を進めている。今回、アメリカで特許を取得して、カフェインレスでドーピング違反にもならない向知性素材としての知名度を高め、スマートサプリメントへの応用をさらに活発化する。
