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ロレアル、洗顔ブランド「クラリソニック」ビジネスから撤退

アメリカで高級家庭用洗顔器機を展開するクラリソニックは、2020年9月30日をもって製品販売を停止すると、このほど、発表した。同ブランドは2011年にロレアルによって買収されており、男性専用の洗顔器機などへビジネスを拡大していたが、ここ数年売上が低迷していた。

今回のビジネス撤回について、クラリソニックの公式サイトで、「この難しい決定は、ロレアルが他のコアビジネス製品に注力できるようにするため」とコメントを載せている。 同社では、売りつくしセールとして全ての製品を半額で販売する。2020年9月30日より前に正規販売店から購入された製品の保証は2022年10月31まで継続される予定。

日本国内での「クラリソニック」の正規販売は、2017年12月末日をもって終了している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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