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美容フェイシャルマスク市場の成長の鍵はジェネレーションZ

世界の美容用フェイシャルマスク市場は堅調にビジネスを拡大しており、毎日のスキンケアルーティンの成長傾向が市場の促進剤になっているようだ。クレイマスク、サーマルマスク、ピールオフマスク、シートマスク、クリームマスクなど、豊富な種類のマスクを提供することは市場にさまざまな成長の機会を与える。

米リサーチ会社 Transparency Market Researchが8日にリリースしたレポート「 Beauty Facial Mask Market 2020-2030」の中で、グローバル美容フェイシャルマスク市場 は2020〜2030年の予測期間中に年平均成長率(CAGR)8%で成長し、2030年までに約140億ドルに達すると予測した。美容と自己表現を関連付けるジェネレーションZは特定のニーズにより焦点を合わせ、持続可能性と感情的な幸福に関連しながら美容製品にかなりの金額を費やす傾向があるので、今後の市場成長の鍵となると予測している。

マスクの種類別の成長を見通すと、シートマスクセグメントは、予測期間にわたって最高のCAGRを記録すると推定しており、成分に関しては、オーガニック成分の高い成長率を予測している。

オンラインプラットフォームは、ロックダウン中に美容マスクの販売を押し上げており、グローバル美容フェイシャルマスク市場にプラスの影響を与えていると分析。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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