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アメリカでコロナ禍、減量プログラムへの参加者減少

アメリカで新型コロナ感染が拡大する中、家にいる時間が長くなったことで減量プログラムへの参加数が減少しているようだ。このような調査結果をグローバル情報会社NPDグループは、12日、公式サイトで発表した。

同社のデータベースHealth Aspiration&Behavioral Tracking Serviceによると、米国成人の総合食事療法または栄養プログラムへの参加数は、2019年4月の48.3%から2020年4月は43.8%に減少した。ただ、ケトン体ダイエット、グルテンフリーへの参加数は同調査比較で前年と変わらなかったという。

消費者は日常生活の困難により、ストレスを強く感じ、ストレス解消のためにスナック食品の摂取量が昨年と比較して2020年4月は8%増加していることも明らかになった。塩味のあるスナック、甘いおやつ類の消費量は増加しており、さらに、アルコールを好む傾向も増加している。自宅で菓子作りをする人が増えたため、耐熱皿、スタンドミキサー、ワッフルアイロンなどの調理器具の売り上げも好調なようだ。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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