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アメリカで香水のサブスクリプションビジネスがスタート

アメリカで化粧品の通販サイトを運営する Fragrance.comは、8日、香水のサブスクリプションサービス(定期販売) ビジネスに乗り出すと発表した。新サービスは会員制サービスで、毎月、旅行サイズのさまざまな香水を会員に届けることで、香りを試したり、好みを見つけたり、香りのワードローブを作ったり、これまでにない香水の楽しみ方を提供していくという。

同社では、600を超えるデザイナーフレグランスと提携してトラベル・アトマイザー・スプレー製品を提供していく。ブランドには、クリード、ボンド・ナンバーナイン、トムフォード、グッチ、ディオール、プラダ、バーバリーなどが含まれる。香水に合わせてアドマイザーの色は選択される。アトマイザー(8 ml入り)は 、約30日間の利用が可能になる。利用者は月額14.95ドルまたは、年間契約の場合は月額9.95ドルで定期購入できる。

同社の最高経営責任者(CEO)のJason・Apfel氏は、「フレグランスコミュニティに、より低い初期購入価格でさまざまなフレグランスを提供していくと同時にフレグランス愛好家にフレグランスワードローブを構築する方法を提供したい」などと述べている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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