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クレ・ド・ポー ボーテ2020年「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」イベント動画を公開—少女の教育推進を決意

株式会社資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」は、12日、 新型コロナウイルスの影響 により世界の教育危機が深刻化する中、教育を通じた少女たちの社会的地位向上を目指すグローバルチャリティプログラム、「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」の受賞者などが参加したオンラインイベントの動画を公開した。動画は英語で世界に向けて、すべての子供が平等に教育を受ける権利の重要性を訴えた。

2019年3月に設立された「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」は、2019年3月に設立され、毎年少女の教育に貢献した女性を表彰するもの。クレ・ド・ポー ボーテのベストセラー「ル・セラム」のグローバル市場での売上の一部を寄付している。第2回目となる今年は、3月に科学、技術、工学、数学(STEM)の分野において少女たちの教育とエンパワーメントに目覚ましい貢献を果たしているネパール人女性、ビニタ・シュレスタ氏とプラティクシャ・パンディ氏がアワードを受賞した。両氏は Women in STEM Nepalの 共同創設者として、ネパールの少女と若い女性が科学と技術の道に進めるよう支援するSTEM教育と多様化プロジェクトにおいて、主導的役割を果たしていることで高く評価されている。

イベント動画では、 女優/タレントのホラン千秋さんが進行を務め、シュレスタ氏とパンディ氏と共に、女優/モデルで人道支援活動家のトニ・ガーン氏、起業家でデジタル・コンテンツ・クリエイターのクリセル・リム氏、モデルでビューティー・コンテスト受賞者、並びにNASA飛行士でSpace Apps DCディレクターのフィヌーラ・オリリー氏等、各国から著名なスピーカーたちがイベントに参加した。教育が少女たちのエンパワーメントにどのような役割を担うのか、特にSTEM教育が少女たちの未来の可能性を切り拓くきっかけとなることについて、それぞれの経験を交えながら意見を共有した。

クレ・ド・ポー ボーテ チーフブランドオフィサーの鈴木ゆかり氏は次のように述べている。「クレ・ド・ポー ボーテでは、教育が未来を切り拓く鍵であると考えます。このイベントによって、シュレスタさんとパンディさん、そして登壇頂いたスピーカーの皆さんそれぞれの思いや、STEM教育を通じて少女たちをエンパワーするという私たちの活動により多くの方が賛同してくださることを願っています。」

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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