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真崎医院の真崎院長が電子駆血帯を考案、特許申請

真崎院長真崎医院(東京都渋谷区)の院長(医師)真崎信行氏(写真)は、採血用の簡易式自動電子駆血帯「マサキカフ」(仮称=写真)を考案し、特許申請を行った。今後、プロトタイプ(試作機)の開発や事業化に向けて検討する方針。

MASAKI CUFF1マサキカフは、上肢や下肢、年齢、安静、ショック時などによって異なり変化する血管音(ココトコフ音)のみを拾い続け常に最適な駆血圧を提供できる電子駆血帯(ベルト状の自動採血用医療器具)。自動的に最適な圧力をかけながら血管を浮き出させて採血できる。

MASAKI CUFFまた、手元の解除ボタン(無線も可能)で装着、脱着が容易にできるため、駆血帯まで手を伸ばす必要がなく採血時の静脈操作がスムースに行える。現在、ゴムベルトを使って血管を浮き立たせて経験と勘で行なっている採血方法を改善する狙いで考案した。

「昨年12月に特許を申請した。現在、米国の医療会社と組んでプロジェクトを進めている。今後、試作機の開発や事業化に向けてさらに検討して行きたい」(真崎院長)としている。

真崎院長は、脂肪吸引時に使用し、傷跡を保護する器具「マサキプロテクター」を開発し、製品化した発明家。すでに特許は切れているが今度の駆血帯開発は、同プロテクターに続く第2弾。今後、特許の動向と合わせて事業化の行方が注目される。

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