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㊹イービーエム(上)~スキンケアスタジオ等多角事業推進~

株式会社イービーエム(東京都渋谷区、社長 松島榮子氏)は、1987年8月に法人化して以降、化粧品事業や通信販売(ホームケア宅配)、スキンケアスタジオ事業、EBM学院の運営事業、OEⅯ・卸事業など多角事業を行っている。

化粧品事業や通信販売事業は、自社開発した肌のハリ、くすみ,たるみ等対応のスキンクリームやミストシャワー、ジェルパックなどの自社開発した基礎化粧品をスキンケアスタジオやオンラインショップで販売している。
中でもオリジナル化粧品の販売は、スキンケアスタジオ(写真)が重要な販売チャネルとなっている。

スキンケアスタジオは、フェイス、ボディ等のケア(施術)を行うエステサロンを「スキンケアスタジオ」と名付けて直営店とフランチャイズチェーン(FC)の両建てで事業を展開。化粧品販売とスキンケアスタジオ運営のフランチャイズ事業展開は、国内外で行っており、店舗設計、内装設備、社員教育、顧客誘致、販促物制作など店舗運営に関わるシステムを確立し推進している。

自社の社員やFC加盟店のオーナー経営者等を対象とした美容に関する技術や知識の取得研修は、EBM学院(東・西日本学校を2004年設立)で学ぶ。肌の新陳代謝を正常に導くための皮膚理論から最新の商品知識を身につけるとともにオリジナル化粧品を使った美顔術やのオリジナル商品を用いた美顔術を習
得する。

主力のスキンケアスタジオは、業態別にフェイシャルケアサロンを「BALI」の店舗名で展開。また、ボディケアサロン・頭皮ケアサロンを「EBCC」の店舗名で展開。さらに「MANDI-BALI」は、潤いに満ちた若々しい美肌のためのフェイシャルケアや美顔のためのボディケアを提供しているスキンケアスタジオ。
2021年1月現在、スタジオ数は、直営、FC合わせて国内42スタジオとインドネシアに1スタジオの計43スタジオに上る。

スキンケアスタジオでは、自社開発の「生命美粧品ディアユーシリーズ」や「ビューティラスシリーズ」などの基礎化粧品を使いながら施術するとともに顧客に最適な化粧品を選択・推奨して販売に繋げている。

企業へのスキンケアアドバイザーの派遣や美容セミナーを開催してスキンケア術の体経、リラクゼーションケア等のコミュニケーション事業も行っている。
福利厚生として定期利用する企業もあり「休憩時間などリラックスできる」としてユーザーから喜ばれている。また、同社の美容術を気軽に体験し肌、身体をいたわるきっかけとなることを目的に全国各地のイベント出展なども行い、コミュニケーション事業の活性化に繋げている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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加藤勇

顧問記者/ジャーナリスト

元日刊工業新聞編集局部長。欧州、米国特派員を含め記者歴通算45年。ベンチャー、中小・金融政策専門経済ジャーナリスト。「レバレッジ金融至上主義の崩壊」など著述多数。本誌では主に、経済部門、企業取材を担当。

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