アメリカで美容製品の小売チェーンを展開するサリービューティは、１3日、ヘアカラーの取り扱いを強化し国内で最大のオムニチャネルヘアカラー小売業者としての地位を築く方針を発表した。コロナ渦、自宅でヘアカラーをする消費者が急増しておりヘアカラーのDIYビジネスの成長を目指す。
同社はウエラ、Ion、Iroiro、Color Lux、Good Dye Youngなどの人気ブランドから60を超える新色を追加し、プロフェッショナルで鮮やかなブライト、ルートタッチアップヘアカラーなどを合わせて1200以上のヘアカラーの品揃えを提供していく。公式サイト（SallyBeauty.com）で入手可能なほか、5月までに全米5000店舗で入手できるようになる予定。
販促の一環として、DIY消費者のヘアカラー体験を充実させるための技術と教育も提供する。ColorViewAIテクノロジーにより、消費者は購入前に何百ものヘアカラーシェードを仮想的に試すことが可能になる。さらに、教育プラットフォームであるDIY Universityでは、ヘアカラーの最新トレンド、ヘアスタイリングなど幅広いトピックに関する実践的な教育をインスタグラム、ユーチューブ、ポッドキャストなどデジタルチャネルを通して提供する。
