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アメリカ人の7割がパンデミック前のワークアウトを切望

アメリカ人は、自宅でワークアウトするため新しいフィットネス機器を注文し、モチベーションを継続するための努力をしてきたが、そろそろ屋外に出てパンデミックの前のワークアウトに戻る準備ができているようだ。 世界26カ国でフィットネススタジオを展開するオレンジセオリーフィットネスは、2日、このような調査結果を発表した。

同社は調査会社 Kelton Globalと提携して、パンデミックが消費者のフィットネスルーチンに与えた影響について、米国の18歳以上の1005人を対象に2021年5月19日から25日までにわたりオンライン調査を実施した。

パンデミックが発生してから 14か月が経過した現在、何らかの運動をしているアメリカ人の70% が、パンデミック前のフィットネスルーチンを切望していることが明らかになった。この内、30%以上がさまざまなフィットネス機器にアクセスできるジムでのワークアウトの復活を望んでいるという結果がでた。

限られた選択肢を1年続けた後、調査対象者の41%が、自宅でのフィットネス レジメンの単調さに苦しんでおり、43%が運動へのモチベーションの欠如に苦しんでいると報告された。また、32%はパンデミック前にエクササイズで得られた実際の人とのつながりを懐かしんでいる結果が明らかになった。これらのデータより、アメリカの消費者は、スタジオやジムが提供する多様なフィットネスルーチンとコミュニティに戻りたいという強い欲求がみえてくる。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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