企業データベースメディアなどを手がける株式会社QuickWork（東京都渋谷区／代表取締役：村岡功規）は11月4日、同社が保有する日本の約507万社の企業データベース「SalesNow DB」のデータから、5年連続で新卒採用を行なっている化粧品企業を「不況に強い化粧品会社」として13社選定した。

同社では、不況に強い会社の特徴の一部として「不況をイノベーションをうみ出すチャンスととらえる会社」や「先見の明がある会社」であることをあげている。

化粧品会社でいえば、「社会全体の気持ちが沈んでいるからこそ、メイクだけでも明るくしよう」とビビットな赤いリップを売り出した会社や、マスク着用による肌荒れをケアするための基礎化粧品を売り出した会社などが、コロナ禍を追い風にした化粧品会社といえるとしている。

また、厚生労働省と文部科学省の共同調査によると、2021年3月の大学等卒業者の就職状況は、大学卒：96％（前年度のマイナス2.0ポイント）であり、同社は「このような状況下でも新卒採用を行っている会社には、『テクノロジーを活用した採用活動に積極的』『不況でも事業拡大の戦略を立てられている』などの見方ができます」としている。

これらの考え方に基づき、同社は次の13社を「不況に強い化粧品会社」として選定した（順不同）。

・株式会社箔一（本社所在地：石川県）
・株式会社ミリオナ化粧品（本社所在地：大阪府）
・ポーラ化成工業株式会社（本社所在地：静岡県）
・明星産商株式会社（本社所在地：高知県）
・株式会社アジュバンコスメジャパン（本社所在地：兵庫県）
・株式会社ピカソ美化学研究所（本社所在地：兵庫県）
・ジェイオーコスメティックス株式会社（本社所在地：東京都）
・日本コルマー株式会社（本社所在地：大阪府）
・株式会社日本色材工業研究所（本社所在地：東京都）
・帝人フロンティア株式会社（本社所在地：大阪府）
・東洋紡株式会社（本社所在地：大阪府）
・株式会社再春館製薬所（本社所在地：熊本県）
・株式会社ドリーム（本社所在地：愛知県）