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イギリス美容サロン予約システム開発大手Fresha、豪競合会社Bookwellを買収

ロンドンを拠点に美容サロンに予約プラットフォームを提供するFreshaは、9日、オーストラリアの競合会社Bookwellを買収したと発表した。買収額など詳細については明らかにされていないが、最近、シリーズC投資として大手プライベートエクイティ会社ジェネラルアトランティックが主導して同社に1億5000万ドルを投資している。

Freshaは 、現在、120か国以上の地域で6万を超えるサロン、スパ経営者とパートナーを結んでいる。同社のフルスペクトルのサブスクリプションフリーのビジネスソフトウェアを使用して、オンライン予約の受付、カード支払いの処理、顧客記録の管理、マーケティング、人員配置、製品在庫、会計の自動化と美容とウェルネスのビジネス運営を支援している。

一方、2017年創業のBookwellは、オーストラリアの5000以上のサロンに予約管理プラットフォームを提供している。スタートアップの成功に続いて、同社はオーストラリアの美容およびウェルネスサービスプロバイダーがその地域の顧客で空いている予約枠を埋めるためのマッチメイキングエンジンを開発してサービスを追加した。今回の買収で、Freshaはオセアニア地域でのビジネスを強化しグローバル市場でのプレゼンス拡大を目指す。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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