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スナジグミがスキンケア成分としてトレンドに

スキンケア成分としてサジー(スナジグミ)が注目されている。グローバル市場調査会社ミンテルが最近リリースした調査結果によれば、過去5年間で、サジー果実エキス、サジー油、サジー果実油は、いずれもスキンケア製品の約0.4%に使用されていることが報告されたという。

同社の世界新商品データベース掲載商品 (GNPD)をみると、近年は、果実油の伸びが著しく、2021年には果実油の成分利用率は0.54%に達した。サジーは、クロウメモドキ科の落葉低木であるウメモドキ属で, 冷間圧搾して、パルプやオイルを作ることができる。果実は、ビタミンCやビタミンEを多く含み、保湿、皮脂バランス、抗炎症、抗酸化作用の効果を発揮するため、美容製品のマルチに働くスキン素材として言及されている。

最近、開発されたサジー成分配合のスキンケア製品は、ファーミングアイクリーム、くすみを改善のフェイシャルマスクシート、栄養効果の高いフェイシャルセラムなどで、今後の製品開発の活発化が期待される。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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