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イギリスのプレステージビューティー売上高、2022年第1四半期に2桁の成長

グローバル情報会社NPDは5月31日、英国のプレステージビューティーの売上高は、2022年の第1四半期に2桁の成長を記録したと発表した。同社の調査によると特に香水部門の回復は顕著で、当期は2億6300万ポンドの売り上げを記録し、2019年の同時期に比べて6%増加。プレステージビューティー市場のスタープレイヤーとして浮上している。

カラー化粧品をみると、消費者の嗜好に変化があわられている。リップ製品部門では、リップグロスなどのより水分を補給し、潤いを与え、ふっくらとした口紅の代替品の売上が増加している。リップブロスの2022年4月の売上高は2019年の同時期と比較して20%増加。

スキンケアをみると、2022年の第1四半期は2019年の同時期と比較して売上は15%増加した。セルフケアとしてのスキンケアがパンデミック後の主要なトレンドの一つとなっていることを示している結果となった。 フェイスサプリメント(同時期比較73%アップ)、フェイスセラム(同時期比較80%アップ)の健闘が含まれる。

ボディカテゴリーでは、ボディデバイスの売上高は2022年の第1四半期に2019年の同時期と比較して512%増加し、ボディサプリメントは同時期比較で196%増加。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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