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米ベンチャーDebut、ロレアル主導のもとシリーズ B ラウンドで 3,400 万ドルを調達

バイオテクノロジーベンチャー企業のDebut(カリフォルニア州サンディエゴ)は、1日、シリーズBラウンドで美容業界の世界的リーダーであるロレアルのベンチャーキャピタルファンドであるBOLD主導のもと3,400万ドルを調達したと発表した。そのほかの参加投資会社には、Fine Structure Ventures、マテリアル インパクト、GS Futures、Cavallo Ventures、Cultivian Sandbox Ventures、ACVC Partners などが含まれる。同社は、今回の資金で幅広い新規成分を開発して美容およびパーソナルケア製品の開発を加速させる。

Debut社の独自の Bio2Consumer™ プラットフォームは、美容消費者のニーズに応える新しい成分を見つけて発見するために380 万を超える前臨床データポイントからなる独自のデータベースで構成されている。連続バイオマニュファクチャリングなどの無細胞発酵アプローチと高度な発酵アプローチを利用して、従来の方法の限界を克服し、スペース、水、持続不可能な投入物の必要性を劇的に削減させることが可能になる。希少で高価値の新規化合物の生産に加えて、伝統的な原料製造も改善する。細胞ベースの発酵の限界を克服することで、高価値の成分を迅速かつより持続的に生産する。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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