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アメリカでは2月の“心臓月間”に、紫色の果物摂取で健康改善

米フルーツジュースメーカーのウェルチは American Heart Month (心臓病の予防を心がける月)にちなんで、色とりどりの果物や野菜の役割をアメリカの消費者に知らせて、より健康的な食生活を摂取するようキャンペーンをこのほど開始した。紫色のカテゴリーの果物や野菜はまだ未開拓なので、同社が販売するアメリカ産のコンコードグレープジュースなどを利用した「ハート・ヘルシー・レシピー」を公式サイトで紹介するという。

同社が実施した調査では、アメリカ人はカラフルな食材を食事に取り入れることに消極的なことが明らかになった。消費者の約半数(44%)は、特定の果物や野菜を摂取することへの健康上の利益を知らない。アメリカ人の63%はカラフルな食べ物を食べるべきだと思っているが、そのうち実際に摂取するように努力しているアメリカ人は32%しかいない実態を明らかにした。

過半数のアメリカ人は100%フルーツジュースが好きで、93%が心臓の健康を心がけることは重要だと認識している。ただ、そのうち半数以上は100%グレープジュースが紫色の果物としての利点を多く含むことを知らないという。

赤ワインとグレープジュースは、同様なポリフェノール多く含むとも言われている。赤ワインを飲むアメリカ人の65%のうち、約3分の2が一杯のワインを100%ブドウジュースに変えようとしている、との追跡調査もでており、“心臓月間”での実現化を奨励していく。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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