ロレアル・パリの専門店、南欧市場でマドリッドに初出店
2014.02.20
国際部
仏化粧品大手ロレアルは、マスマーケット化粧品ブランド「ロレアル・パリ」のフラッグシップ店をスペインの首都マドリードのフエンカラル通りこのほど開店した。南欧市場では初めてで、海外展開としては3店舗目になる。
店舗ではロレアル・パリの美容カテゴリーのすべての製品を取り扱うが、その内、メイクアップ製品が7割近くを占めるとしている。スペインのロレアルパリの最高経営責任者(CEO)のInés Caldeira氏によれば、昨年、スペインの女性は年間8億ユーロをメークアップ部門に投資し115百万の製品を購入したという同社リサーチ結果があるという。約7ユーロの平均価格でメイクアップ製品を購入した計算になる。
グローバル市場において各国の消費者の購買傾向を迅速に分析した結果を反映させるローカルなビジネス戦略が、どのように開花するか、今後のスペインのマスマーケットのマイクアップ製品の売上業績に関心が高まる。