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オランダのRituals、フランスに旗艦店で攻勢

オランダの家庭用品、ボディケアの専門ブランドのRitualsはフランスに旗艦店を初めてオープンすると、このほど発表した。パリ中心街のフォーラム・デ・アールのショッピングセンターに2015年の開店を予定している。高品質な家庭用品と化粧品のコレクションの販売のほか、アジアとインドエステを主力とするマッサージ施術のスパサロン「City Spa」を完備する計画。

Rituals は、現在、フランス国内ではショップ・イン・ショップとオンラインでの販売チャネルしか持っておらず、今回の独立店を皮切りにフランスでの多店舗展開に乗り出す戦略があるという。

同社は2000年にRaymond Cloosterman氏が、「世界のどこにいても家にいるようなくつろぎを」追求することをコンセプトに香りのキャンドル、室内装飾品、ボディケア、フェイシャルケア、室内着などのデザイン販売を開始した。

同社HPによれば、現在、オランダ国内に220店舗、海外ではヨーロッパ諸国、アメリカ、ブラジルなど17諸国でショップ・イン・ショップを含めて870の店舗にまでビジネスを積極的に拡大している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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